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プラチナをナノメートル（10億分の１メートル）に超微粒子化したもの。常に水分子と結合していて、電子を供給しているため還元作用、抗酸化作用が持続し、バイオフィルム表面の酸素を奪い、表面の細菌とバイオフィルム内部の嫌気性菌を洗い流します。

炭素の同素体（同一元素だけで構成される分子）で、炭素原子60個のサッカーボールのような構造をしています。1985年。アメリカのライス大学とイギリスのサセックス大学の共同研究で発見され、発見者はノーベル化学賞を受賞しています。フラーレンは黒鉛ケイ石などに由来する天然素材であり、有害な抗酸化物質を消去・抑制するなどの非常に強い抗酸化力があり、その効果が長時間持続するという特徴があるため、美容液やシャンプーなどに配合されています。

糖類の最小単位（単糖類）の一つで、グルコースと言われることもあります。食べ物から摂取された糖質は、消化吸収を通して最終的にはこのブドウ糖に分解され、エネルギー源として利用されます。

ポリフェノールの一種で、イネ科の植物や果実の種子の中に多く含まれている成分です。抗酸化作用や紫外線吸収作用があることが知られていますが、最近では高い抗酸化作用から脳内のアミロイドβの蓄積を防ぎ、アルツハイマー型認知症の進行を遅らせる可能性が示唆されています。

エンテロコッカス・フェカリスという乳酸菌の一種で、糖を分解して乳酸を作り出します。動物の腸内に常在して腸内環境を酸性に傾けることで悪玉菌の増殖を抑える働きがあります。

コラーゲンはたんぱく質の一種で、皮膚や血管、靭帯、骨などに多く含まれており、細胞同士をつなぐ接着剤のような役割があり、組織のしなやかさや弾力性を保つ役割を担っています。医療分野においては、人工血管や火傷の皮膜剤などでも用いられており、その剤型はは溶液や粉末、ゲル、フィルム、チューブなどさまざまです。特にコラーゲンは保水性を有することから化粧品などに応用されていたり、健康補助食品としても利用されています。人においては、経口摂取による関節炎の緩和や皮膚の角層水分量の上昇などにも期待されています。フィッシュコラーゲンは魚由来のコラーゲンで、動物由来のものよりも分子量が小さく吸収しやすいのが特徴です。

ビフィドバクテリウム属に属する乳酸菌の一種で、動物の腸内に常在している、いわゆる“善玉菌”の一つ。酸素のない環境下で乳酸や酢酸を産生して腸内環境を酸性に傾け、“悪玉菌”の増殖を抑える働きがあります。

ベータ・ヒドロキシ・ベータ・メチル酪酸の略で、必須アミノ酸の一種であるロイシンの代謝産物です。「筋肉の合成促進」と「筋肉の分解抑制」の作用があり、筋肉を増やすために必要な成分です。

食事で摂取したロイシンは、体内でHMBへ代謝生成されますが、その代謝生成量はロイシンの摂取量に対し、とても少なく、わずか5％程度程度しかありません。

半世紀にわたる研究の過程で犬から分離された、犬の大腸に棲むビフィズス菌です。

「ビフィドバクテリウム・シュードロングム菌」は、世界的な腸内フローラ研究の第一人者である東京大学名誉教授・光岡知足博士らの半世紀にわたる研究の過程で、犬から分離された菌です。長年にわたる使用実績から、犬由来ならではの極めて高い有効性ならびに安全性が認められています。

＊一般にヒト用に利用されているビフィズス菌はブレベ菌やロングム菌です。シュードロングム菌はヒトの腸内には存在しません。

イチョウ葉にはケルセチン、ケンフェロール、イムラムネチンなどに糖鎖がついたフラボノイド配糖体、ギンコライドなどのテルペノイドといわれる化合物、プロアントシアニジンなどが含まれています。生理作用としては抗酸化作用や血液凝固抑制作用、血液循環改善作用、などがあります。

アスタキサンチンは天然界に広く分布するカロテノイドの１種です。食品や化粧品に利用されているものはヘマトコッカス藻由来の天然アスタキサンチンが使用されることが多いです。強い抗酸化作用を有し、その抗酸化力はβカロチンの約10倍、ビタミンEの約500-1000倍とも言われています。皮膚へのバリア機能の障害の抑制や肌の保水力を維持します。

α-シクロデキストリンは、別名「環状オリゴ糖」とも言い、ブドウ糖が6∼8個環状につながったオリゴ糖です。ジャガイモやトウモロコシのでんぷんを原料として作られる水溶性難消化デキストリンで、脂溶性物質を環の中に取り込むことで、水溶性食物繊維のはたらきをもつ不溶性食物繊維になり、消化分解されないまま腸まで届きます。水分保持能力があるため便に水を含ませることで便通をスムーズに行わせる働きがあります。また脂溶性物質を取り込まなかったものは大腸内で腸内細菌によってゆっくりと発酵され、酪酸などの短鎖脂肪酸になります。短鎖脂肪酸によって腸管内が酸性になることで善玉菌が増えやすくなり、腸内フローラを整え、健康な便通を管理する作用があります。

SAMeはアミノ酸の一種で、メチオニンとアデノシン３リン酸（ATP）が結びついた形で体内に広く分布しています。正式名称はS-アデノシルメチオニンとい、体内でメチオニンから生成されています。

肝障害ではメチオニンからSAMeへの合成能が低下しているのでSAMeを直接摂取することで肝臓を保護します。SAMeを摂取することで一部はグルタチオンに変化し、肝臓の解毒作用を強力にサポートします。また、SAMeは解毒作用に重要なグルタチオン・システイン・硫酸塩などを産出し含硫置換基移動を促します。

N-アセチルグルコサミンは、通称“天然型グルコサミン”とも呼ばれ、体内で吸収されると軟骨・保湿成分として利用されることが知られています。

関節や皮膚などカラダの中の成分と同じ形をしているため、利用される割合は通常のグルコサミンよりも約３倍高いです。

つまり、仮に同じ量を摂取した場合、N-アセチルグルコサミンの方が効率良く利用されます。

N-アセチルグルコサミンは関節液のヒアルロン酸液の成分でもあり、軟骨の摩耗を防ぎ円滑に関節を動かす重要な成分であるため、積極的に摂取することが望ましいと思われます。

MSM（メチルスルフォニルメタン）は、牛乳や緑黄色野菜など多くの食品中に少量含まれている有機イオウ成分です。イオウは骨や皮膚、そして細胞組織に必要なコラーゲンを健康に保つ働きがあり、健康的な体の組織をつくることに欠かせない成分です。

また、痛みや炎症を鎮める効果も期待されており、関節炎やリウマチといった関節の痛みを緩和する効果が期待されています。人の医療においても広く使用されており、安心して継続できる抗炎症作用機能成分です。

体を構成するたん白質合成アミノ酸の一つで、猫では必須アミノ酸(体内で合成できず、食物から栄養摂取しなければいけないアミノ酸)になります。肉類や乳製品などの動物性たん白質、大豆に多く含まれており、体内では抗体やホルモン・酵素などの生産、生体の成長や修復に深く関与しています。

必須アミノ酸のひとつで、大豆製品や乳製品、米などの穀類に多く含まれており、体内では生成できません。食物から摂取したトリプトファンは肝臓や腎臓で分解されると、エネルギー源として利用される他、脳内でセロトニンやメラトニンなどのホルモンに変化します。セロトニンは鎮静作用や睡眠導入作用に関係する神経伝達物質で、興奮や不快感を鎮めて精神を安定させる効果があります。

L-カルニチンはアミノ酸由来の栄養素で、肝臓や腎臓で合成されて、そのほとんどが筋肉細胞に存在します。長鎖脂肪酸をミトコンドリア内に運搬し、酸化（燃焼）することでエネルギーを産生したり、生成された有毒な物質をミトコンドリアの外に運びだし、蓄積するのを防いでいます。